安芸冠山−寂地山−右谷山縦走 1

katta@koolpapa

2009年05月11日 07:51

久々のブログ更新です。

というのも、期待していた「お花見カヤック」「広島南アルプス縦走」が行けなかったんです(涙)

3月末にぎっくり腰、その後に虫歯、仕事等がタイミング悪く発生してしまいました。

2つとも楽しみにしてたイベントなんで、とても残念でしたがしょうがないです。

ま、山も川も逃げませんからwまた行きたいと思います。



この4月29日に久々に山に行ってきました。

カタクリ咲く寂地峡をメインに冠山、寂地山、右谷山をつけた縦走です。



広島南アルプス(北部)縦走の時より装備もザック重量もパワーアップしての登山です。

今回は雑誌に載ってるコラム風にレポをupします(^-^)


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ピピピピ。。。ピピピピ。。。

朝3時半、一人の寝室に目覚ましの音が響く。



(起きなきゃ…皆はもうこっちへ向かってるはず…)

布団の中からゴソゴソ起きだし、ザックの中の荷物を確認する。

今日は冠山から寂地山へ山登りの日。

嫁と子供は気を利かせてくれて、実家へと帰ってくれてる。

そのおかげで昨夜は9時には布団に入る事ができた。

ありがとう、おかげでゆっくり寝れたよ。。。



身支度も整い、集合場所に到着したのが4時15分、まだ車は来てないみたいだ。

辺りはまだ暗く、けっこう寒い。

(こりゃ山は冷え込むな。。。)と思い、煙草に火をつける。

朝の空気の清々しさと煙草の香りを体で感じてると、メンバーの車が到着、一緒に寂地峡へ向かう。



楽しい会話と皆の笑顔を見てるとすぐに寂地峡の駐車場へ到着し山口組と合流。

今回広島からは6人、山口から2人、計8人のパーティ。

全員一度は会ったことある人たちなので気持ちがすごく楽だ。

皆明るく楽しいメンバーなので、軽い気持ちで始めた山も皆のおかげでハマってるのは間違いないだろう。



皆で恒例のラジオ体操w

しかもきっちり第二体操までして体をほぐす。

朝の清々しい空気を取り込み、体が目覚めていくのが分かる。



しかし、ここで一人お別れしなきゃいけない。

一緒に登りたかったのだが、今回のコースは離れた別の場所に降りるため2ヶ所に別れて車を置かなくてはいけないのだ。

「じゃあ、山で!」と挨拶をして、本来のスタート地点である松の木峠へ向かう。



松の木峠から冠山へ向けて出発したのが7時前。

冠山分岐をすぎたあたりからカタクリの花が見えてくる。

時間も早いためまだ花弁は開いておらず、可憐な少女のイメージだ。

これが日が昇るにつれて少女から成熟した女性へ移り変わっていくのだろう。






  

 


のんびり冠山山頂に到着したのがおよそ9時半。

最初のルート計画には冠山は入ってなかったのだが、眺望も楽しみたいという自分の意見を組み入れてくれたのだと思う。

今回から地図の勉強をしながら登りたかったので、地図を広げ行き先をコンパスに記憶しているとメンバーはすでに奥の展望が広がる場所へ向かっていた。



遅れてそこへ向かうと、近隣の山々達が出迎えてくれる。

朝の頂上はまた違った意味ですばらしい。

大地が夜の眠りから目覚めていく感覚を肌で感じる事ができるのだ。



  



冠山を出発し、ピストンで冠山分岐へ戻っていく。

木が、花が、陽の光を浴びて色鮮やかに目覚め、一気にその存在感が増していくのが分かる。

本当に体から汚いものが落ちていく感覚にうばわれ、ついついこう言ってしまった。。。

「今まで悪い事してきてごめんよ。。。」ww

誰に言ってるわけでもないが、こんな気分になってしまうのだ。




。。。続く

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