2009年05月22日
安芸冠山−寂地山−右谷山縦走 2
1では、出発地点の松の木峠から冠山を経て冠山分岐まで戻ったところまで書きました。
この2では、その分岐から終点の寂地峡入り口、夜のカレーの話まで一気に書きます。
長文になってますので、時間があるときにでもどうぞ。
この2では、その分岐から終点の寂地峡入り口、夜のカレーの話まで一気に書きます。
長文になってますので、時間があるときにでもどうぞ。
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冠山分岐を右に折れ、寂地山山頂を目指す。
この辺りからカタクリの花は全開で、いたる所で群生している。
しばらく歩いているとメンバーの一人が声をあげた。「あれって白くない!?」
そう、白いカタクリがあるから探してみてって聞いたのを皆に話してたので、それをメンバーが見つけたみたいだ。
白いカタクリは薄い紫で艶のあるカタクリより純で透き通った女性のイメージ。
そういえばバーでバイトしてた時に、いつも外で遊んで真っ黒だった自分に「色白は七難隠すぞ」って言われたな…
ま、カタクリとは関係ない話だ。
この先にもう1ヶ所白いカタクリを見つけ、意気揚々として寂地山へと向かう。
まだ時間は12時になっていないが、朝も早かったためかお腹もペコペコだ。
しかし、昼食予定の寂地山は人が溢れかえっている。
とてもこの人数でゆっくり食事とはいかないみたいだ。
しょうがなく途中で食べれる所を探しながら進もう。。。と隊長が決定し、右谷山に向けて出発する。
ここで、予想外の人と出会う。
山歩きの先輩、島男さんがいきない前から現れたのだ。
どうやらこのイベントに急遽参加したが冠山に行ってる間に追い越したみたいで、すでに右谷山を下山しているところだった。
相変わらずこの人のパワーとスピードはすごいな。。。って思う。
メンバーも一人増え、昼食場を求めててくてく歩く。
そして、寂地峡の分岐あたりでようやくの昼食にありつけた。
今回は初めて買った山食のパスタを作ってみる。
説明には7分って書いてあったが、10分たっても完成しない…20分…25分くらいだったか、ようやく汁気がなくなり美味しく食べられた。
味はピリ辛で好みの味だったが、喉が渇いてしまい大事な水をがぶ飲みしてしまう。
登山の途中ではおすすめ出来ないメニューだ。。。
この昼食中に最初に分かれたメンバーと出会ったが、ひと時の交流を交わしたあとすぐにまた出発してしまった。
どうせなら一緒に歩きたかったのだが、それぞれ思いもあるだろうし何も言わないでおくのが正解だと思い黙って見送る事にした。
昼食も終わり、皆はすでに出発準備は整っている。
パスタに時間が掛かってしまった自分は、食べ終わったあと急いで荷物をまとめて出発。
ここから山頂まではすぐに到着した。
そして恒例の三角点タッチ!
一応書いておくが、先ほどの寂地山ではしてないが、三角点が見当たらなかったので出来なかったのであり決して忘れてたわけではない。
ここで、最初に別れたメンバーからあずかった物を開く。
けっこう重い。。。なんだろう?って思って包まったタオルを開くと。。。
おぉ!凍らしてある桃の缶詰だ!
丁寧に保冷剤と一緒にタオルに巻いてあったのだ。
「美味い!」
凍らせた桃缶は完全に溶けてはおらず、シャリシャリ感が心地良い。
これから夏になっていくと、こういった物が食べたくなるだろう。
気の利いたプレゼントだった。
皆でシャリ桃を堪能したあと右谷山を下山し、寂地峡方面へ降りていく。
このあたりから各々写真を撮ったり、先々に進んだりしながらいくつかのグループに分かれていった。
しかし、先に進んでいったグループが集まっている。
待っててくれたんだ!と思いきや、面白いものを見つけたらしい。
そこには幹に穴があいた大きな木が。
話を聞くと、どうやら中に入れるらしい。。。
これは面白い!って事で、さっそく中に入ってみた。
「狭い。。。(汗)」
入れるって言っても、体をねじって無理やり入るような狭さだ。
何とか入ると、その先にもう1ヶ所穴があいていて外に顔が出せる。
「おーーーい!」
外に顔を出し、皆に手を振る。
「おぉ!ちょっとそのまま!」
って言われながら写真を撮ってもらうが、体勢は楽じゃない。。。
木の外に出ようとして、ひょこっと上を見ると「ふが!」と思わず声が出て体に寒気が走る。
それはそれは大きな蜂の巣があったのだ。
今まで見た蜂の巣の中でも1番大きいかも。。。
幸いなことに蜂はいないみたいだが、これだけ大きいと蜂の巣を見ただけで寒気が出る。
もし、この日記を見て入ってみようと思われるのであれば、十分注意してもらいたい。
楽しく遊ばせてもらった木とお別れをして先に進むと、滝の看板が目に入る。
しかし、分かれ道を少し下まで降りなくてはいけないみたいだ。
ここまで10kmは歩いてるだろう、さすがに疲れも出てきている。
話し合った結果、一人は残ると言うので他のメンバーで降りてみる。
「おお!滝だ!(当然である)」
なかなか全貌を見ることは出来なかったが、くの字に曲がったユニークな滝だ。
上で待ってる人の為に、ここは急いで元の道へ戻っていった。
先へ進むと次はトンネルだ。
人一人、かがみながら通れるくらいの大きさで長さは30mくらいか、先の出口が見えている。
ここだけの話、正直怖いところはあまり好きではない(汗)
しかし先に女性陣を行かせるわけにもいかなかったので先頭を進む事に。
「こんな時こそヘッドライトを。。。(入る前に気づけw)」
女性陣にしっかり捕まれながらの歩行だったが、そんなことより怖かったw
もったいない話である。。。
トンネルを抜けるとそこは雪国。。。ではなく分かれ道。
ここは五竜の滝へ向かう道を選び進んでいく。
ここからは滝の連続。
頭から「竜頭の滝」「竜門の滝」「白竜の滝」「登竜の滝」「竜尾の滝」の5つだ。
ここなら子供も来れそうだし、喜ぶかな。。。と思いながら一気に降りていく。
最後の竜尾の滝の淵に先に行ったメンバーが集まっている。
ここが今回のゴール地点だ。
皆が集まり、一休みしたところで出発地点の松の木峠に向かう。
そこに別れたメンバーが居るはずだ。
松の木峠に到着すると。。。
いた!。。。寝てるww
朝早く(といっても夜だが)皆をピックアップし準備から連絡まで疲れたのでしょう。。。
メンバー勢ぞろいで吉和にあるスリランカ料理「LAMP」でカレーを食べる。
初めて来る店だったが、これが美味い!
辛いのが好きな自分にとっては広島で久々に食べるヒットカレーになった。
ナンのようなもの(名前忘れた)を食べライスまでおかわりし、お腹一杯に食べた。
「次はどこいく?恐羅漢に行ってここでまたカレー食べる?」
「おそランプだね!」
みたいな会話をしながら時間は過ぎていく。
ここのメンバーで山に登るのは本当に楽しい。
最初は展望のない山は。。。って思っていた寂地峡も本当にすばらしい山だったし、改めていい仲間と出会えて良かったと思い出深い山登りになった。
-DATA-
出発時刻 6:50 松の木峠
到着時刻 16:50 寂地峡入り口
歩行距離 約15km(カシミールで14.734km)
累積標高 +972m
-1282m
冠山分岐を右に折れ、寂地山山頂を目指す。
この辺りからカタクリの花は全開で、いたる所で群生している。
しばらく歩いているとメンバーの一人が声をあげた。「あれって白くない!?」
そう、白いカタクリがあるから探してみてって聞いたのを皆に話してたので、それをメンバーが見つけたみたいだ。
白いカタクリは薄い紫で艶のあるカタクリより純で透き通った女性のイメージ。
そういえばバーでバイトしてた時に、いつも外で遊んで真っ黒だった自分に「色白は七難隠すぞ」って言われたな…
ま、カタクリとは関係ない話だ。
この先にもう1ヶ所白いカタクリを見つけ、意気揚々として寂地山へと向かう。
まだ時間は12時になっていないが、朝も早かったためかお腹もペコペコだ。
しかし、昼食予定の寂地山は人が溢れかえっている。
とてもこの人数でゆっくり食事とはいかないみたいだ。
しょうがなく途中で食べれる所を探しながら進もう。。。と隊長が決定し、右谷山に向けて出発する。
ここで、予想外の人と出会う。
山歩きの先輩、島男さんがいきない前から現れたのだ。
どうやらこのイベントに急遽参加したが冠山に行ってる間に追い越したみたいで、すでに右谷山を下山しているところだった。
相変わらずこの人のパワーとスピードはすごいな。。。って思う。
メンバーも一人増え、昼食場を求めててくてく歩く。
そして、寂地峡の分岐あたりでようやくの昼食にありつけた。
今回は初めて買った山食のパスタを作ってみる。
説明には7分って書いてあったが、10分たっても完成しない…20分…25分くらいだったか、ようやく汁気がなくなり美味しく食べられた。
味はピリ辛で好みの味だったが、喉が渇いてしまい大事な水をがぶ飲みしてしまう。
登山の途中ではおすすめ出来ないメニューだ。。。
この昼食中に最初に分かれたメンバーと出会ったが、ひと時の交流を交わしたあとすぐにまた出発してしまった。
どうせなら一緒に歩きたかったのだが、それぞれ思いもあるだろうし何も言わないでおくのが正解だと思い黙って見送る事にした。
昼食も終わり、皆はすでに出発準備は整っている。
パスタに時間が掛かってしまった自分は、食べ終わったあと急いで荷物をまとめて出発。
ここから山頂まではすぐに到着した。
そして恒例の三角点タッチ!
一応書いておくが、先ほどの寂地山ではしてないが、三角点が見当たらなかったので出来なかったのであり決して忘れてたわけではない。
ここで、最初に別れたメンバーからあずかった物を開く。
けっこう重い。。。なんだろう?って思って包まったタオルを開くと。。。
おぉ!凍らしてある桃の缶詰だ!
丁寧に保冷剤と一緒にタオルに巻いてあったのだ。
「美味い!」
凍らせた桃缶は完全に溶けてはおらず、シャリシャリ感が心地良い。
これから夏になっていくと、こういった物が食べたくなるだろう。
気の利いたプレゼントだった。
皆でシャリ桃を堪能したあと右谷山を下山し、寂地峡方面へ降りていく。
このあたりから各々写真を撮ったり、先々に進んだりしながらいくつかのグループに分かれていった。
しかし、先に進んでいったグループが集まっている。
待っててくれたんだ!と思いきや、面白いものを見つけたらしい。
そこには幹に穴があいた大きな木が。
話を聞くと、どうやら中に入れるらしい。。。
これは面白い!って事で、さっそく中に入ってみた。
「狭い。。。(汗)」
入れるって言っても、体をねじって無理やり入るような狭さだ。
何とか入ると、その先にもう1ヶ所穴があいていて外に顔が出せる。
「おーーーい!」
外に顔を出し、皆に手を振る。
「おぉ!ちょっとそのまま!」
って言われながら写真を撮ってもらうが、体勢は楽じゃない。。。
木の外に出ようとして、ひょこっと上を見ると「ふが!」と思わず声が出て体に寒気が走る。
それはそれは大きな蜂の巣があったのだ。
今まで見た蜂の巣の中でも1番大きいかも。。。
幸いなことに蜂はいないみたいだが、これだけ大きいと蜂の巣を見ただけで寒気が出る。
もし、この日記を見て入ってみようと思われるのであれば、十分注意してもらいたい。
楽しく遊ばせてもらった木とお別れをして先に進むと、滝の看板が目に入る。
しかし、分かれ道を少し下まで降りなくてはいけないみたいだ。
ここまで10kmは歩いてるだろう、さすがに疲れも出てきている。
話し合った結果、一人は残ると言うので他のメンバーで降りてみる。
「おお!滝だ!(当然である)」
なかなか全貌を見ることは出来なかったが、くの字に曲がったユニークな滝だ。
上で待ってる人の為に、ここは急いで元の道へ戻っていった。
先へ進むと次はトンネルだ。
人一人、かがみながら通れるくらいの大きさで長さは30mくらいか、先の出口が見えている。
ここだけの話、正直怖いところはあまり好きではない(汗)
しかし先に女性陣を行かせるわけにもいかなかったので先頭を進む事に。
「こんな時こそヘッドライトを。。。(入る前に気づけw)」
女性陣にしっかり捕まれながらの歩行だったが、そんなことより怖かったw
もったいない話である。。。
トンネルを抜けるとそこは雪国。。。ではなく分かれ道。
ここは五竜の滝へ向かう道を選び進んでいく。
ここからは滝の連続。
頭から「竜頭の滝」「竜門の滝」「白竜の滝」「登竜の滝」「竜尾の滝」の5つだ。
ここなら子供も来れそうだし、喜ぶかな。。。と思いながら一気に降りていく。
最後の竜尾の滝の淵に先に行ったメンバーが集まっている。
ここが今回のゴール地点だ。
皆が集まり、一休みしたところで出発地点の松の木峠に向かう。
そこに別れたメンバーが居るはずだ。
松の木峠に到着すると。。。
いた!。。。寝てるww
朝早く(といっても夜だが)皆をピックアップし準備から連絡まで疲れたのでしょう。。。
メンバー勢ぞろいで吉和にあるスリランカ料理「LAMP」でカレーを食べる。
初めて来る店だったが、これが美味い!
辛いのが好きな自分にとっては広島で久々に食べるヒットカレーになった。
ナンのようなもの(名前忘れた)を食べライスまでおかわりし、お腹一杯に食べた。
「次はどこいく?恐羅漢に行ってここでまたカレー食べる?」
「おそランプだね!」
みたいな会話をしながら時間は過ぎていく。
ここのメンバーで山に登るのは本当に楽しい。
最初は展望のない山は。。。って思っていた寂地峡も本当にすばらしい山だったし、改めていい仲間と出会えて良かったと思い出深い山登りになった。
-DATA-
出発時刻 6:50 松の木峠
到着時刻 16:50 寂地峡入り口
歩行距離 約15km(カシミールで14.734km)
累積標高 +972m
-1282m
Posted by katta@koolpapa at 07:45│Comments(0)
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